みなもと いずみまさ
—仕事道具としての高級包丁。—
"高精度"を追求する「松尾刃物製作所」が作る、本格プロ用・家庭用包丁。

「源泉正」の和包丁を選ぶ理由

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新商品!本格派 家庭用包丁Home Savin

 

[目次]

 

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源泉正の和包丁(本職用)とは 

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「精度の高さ」が特徴のブランド

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精度が高い → 職人の腕が良い

 

当ブランドのプロ用和包丁を選ぶ最大の特徴は、

この『精度の高さ』にあります。

 

例えば、

  • 凸凹・曲がりが少ない
  • ねじれていない
  • (刃・シノギなど)あらゆる曲線がなだらか
  • 均一な処理

などが挙げられます。

 

さてそれでは、

包丁の精度が高いとはどういうことでしょうか。

 

それは、次のような違いがあります。

 

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砥石で研ぎやすい ←★

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包丁の精度が高いと、

砥石での手入れのレベルが確実に上がります。 

 

 

よく料理人さんの包丁に対して、

  • 「包丁の手入れがなってない。」
  • 「包丁を研ぐのが下手だ。」

などの意見を目にしますが、

 

正直、料理人さんの研ぎの事ばかりで、

『包丁自体のクオリティ』については

あまりフォーカスされていない印象です。

 

よく知られていることとして、

「砥石自体を直さないと、綺麗に砥げない」

というのは聞きますが、

包丁自体が凸凹であることについては

あまり疑われていません。

(※実は、「それは刃付け職人にしか見分けが付かないから」と断言したいというのが本音です。)

 

 

『それなりにちゃんとした包丁を持ってるから』

ということで

なかなか疑いにくいポイントではあると思いますが、

包丁のクオリティも、砥石と同じで、

整っていないと上手く砥げません。

 

だから、砥ぐのが上手でも、

良い包丁に巡り合わなければ

上手に研ぎ上がりにくいです。

 

 

「砥石で研ぎやすい」とは、

  • 砥石にベタンと当たって研ぎやすい
  • 素早くコバ(引き目)が無くなる
  • 刃のカタチが変形しにくい

などが挙げられます。

 

『刃が全体的に綺麗に当たるまで』というだけで言えば、

当ブランドのプロ用和包丁は、

中砥だけで仕上がります。※

 

 

そして、

この「研ぎやすさ」によって、

次のような大きなメリットがあります。

 

※あくまで「凹凸が少ない」という表現ですので、

しっかりと『引き目が無くなるまで』本刃付けをするのは、

荒砥を使って頂いた方がラクです。

 

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新品の「刃のカタチ」が長持ち

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「鶴首」「コンコルド包丁」...

などという呼び方があるように、

包丁の手入れに【変形】というのは

多少なりとも付き物なのかもしれません。

 

その点、当ブランド(プロ用)は、

比較的にカタチが長持ちします。※

 

その理由は、

お客さんに研いでもらったとき、

均一に砥ぎやすいから

です。

 

先ほどの

砥石で研ぎやすい』でも申し上げたように、

砥ぐ技術があっても、

包丁に「凸凹」があったり

「曲線がガタガタ」では、

綺麗に砥げません。

 

研ぎが上手でも包丁の精度が悪ければ、

研いだ通りに包丁が当たらない為、

「上手に研げた」

「うまくいかない」

の繰り返し練習もなかなか上達しません。

 

まるでハンコが、

「文字の部分しか紙に当たらない」ように、

凸(出っぱり)箇所しか砥石に当たらないからです。

 

ですが、

包丁の精度が高いと、

砥石に刃がビタッと当たり、

刃全体を均一に砥ぐことができます。

 

それにより、均一に包丁全体がすり減る。

=カタチが変形しにくい

 

となります。

 

結果、当ブランドのプロ用和包丁は、

その変形が少ないのが特徴とご紹介させていただいております。

なるべく、

購入時の美しい包丁のカタチを維持されたまま
より長く、扱いやすい和包丁を保っていただけます。


※変形しないわけではありません。

毎日の研磨のやり方・砥石の管理によって

効果は異なります。

 

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切っ先(先端)が丈夫

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当ブランドの和包丁は職人の高い技術により、

切っ先が丈夫になるように製作しています。

 

切っ先が弱いと、

どうしても先端が折れやすくなってしまいます。

 

乱暴に扱うと折れてしまう極めて繊細な所ですので、

出来るだけ強度を保てるように配慮しています。

 

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切れ味が良い

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ハッキリ言って、

「熟練の刃付け技術」と「包丁の切れ味」は、

それほどは比例しません。

 

ですが、

包丁をオススメする上で、欠かせないのが「切れ味」。

 

高級和包丁である以上、

「切れ味が良いのは当たり前」

なので、

SNS等ではあまり紹介してませんが、

実際の切れ味も抜群に良いです。

 

職人の製造過程での、

仕上げ砥石による『コバ合わせ』『裏押し』。

 

 

それに源泉正の職人は、

良く切れる刃(引き目)の構造を理解しているので、

購入時から切れやすい刃にすることができます。 

 

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なぜ「源泉正」の和包丁は、精度が高いのか

 

では、なぜ「源泉正」のプロ用和包丁は、

精度高く作ることが出来るのでしょうか。

 

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刃付け工場が立ち上げたブランドである

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(株)松尾刃物製作所の工場には、

『刃付け職人』と呼ばれる包丁職人がいます。

(※著者も、当工場の刃付け職人の一員)

 

刃付け職人とは、

鍛冶職人が鍛錬して作った包丁を研磨し

刃を付けて切れるようにして、

商品に仕上げるのが仕事です。

 

そうなれば、

「刃付け工場」が立ち上げたブランドというのは、

包丁の〈 刃付け工程〉に妥協を許さないのは、当然。

 

そして、

『刃付け職人が丁寧な仕事をする』ということは、

直接「包丁の精度」に現れます。

 

当ブランドは、

刃付け技術に定評を頂いている(株)松尾刃物製作所が

立ち上げたブランドであるため、

「刃付け」に特化したブランドであると言えます。

 

※他にも『刃付け職人が、より素早い仕事をする』

など、卓越した刃付け技術には様々ございます。

 

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より微細な凹凸などを認識できる職人

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(株)松尾刃物製作所の刃付け工場には、

若手職人~40年以上のベテラン職人までいます。

 

私が刃付け職人として入所した時から、

親方に教わっているのは、

『手の技術』だけではなく、『目の訓練』

 

「手が上手でも、見えない凸凹は直せない。

全て見えれば、全て直せる。」

 

と、松尾刃物製作所の職人達はそれを心がけて、

毎日綺麗な包丁に仕上げています。

 

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職人からメッセージ

 

長くなりましたが、(株)松尾刃物製作所には、

「綺麗な包丁を作ろう!」と考えて、

丁寧に包丁を砥いでいる職人ばかりです。 

 

実際にお客様から、

  • 「切れ味が良いのに研ぎやすいのはなぜですか?」
  • 「初めて買ったが、形が変わりにくくて良い。」
  • 「包丁がずっと使いやすい形で満足している。」
  • 「違う種類もここで買おうと思う。」

など、直接お電話・メールをいただく事もあり

大変うれしく思っています。

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残念ながら包丁の精度というのは、

いくら包丁職人が

「この包丁はキレイに出来た包丁やで!」

と公言したとしても、

一般には目で認識できないケースが大半です。

 

そして唯一、

それが分かる可能性があるのは、

何年も砥いでもらうこと

 

しかしながらそれは、

何年もかけて、ゆっ......くり変形するので、

気付きにくいケースも。

 

カタチが変わった頃には、

「どの包丁もこんなもんだろう」と感じられ、

惰性で同じ物を買うこともあるかもしれません。

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  • 良質な鋼材の包丁
  • 見た目がかっこいい包丁
  • 精度が高い包丁
  • 名の知れた職人が作った包丁 ・・・

 

"良い包丁"と言われるものは、

多種多様な特徴で存在します。

 

どんな包丁でも構わないので、

自分の『気に入った包丁』を持ってもらえれば、

包丁職人はたいへん嬉しく思います!

 

気に入った包丁に出会ったなら、

同じお店で種類の違う包丁を買ったとしても、

良い所は同じであるはずです。

 

当ブランドとしては、

日々砥石で砥いでもらいやすいように、

少しでも材料が切りやすいよう、

丁寧に包丁を仕上げることを心がけていますので、

少しでも多くの方に

使っていただければと思っています。

 

最後になりますが、

この記事を読んで頂いた方が、

「新しい包丁がほしい」と思われたときに、

当ブランドの包丁を選んでいただけることを

願っています。

 

 

商品一覧

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包丁の全種類カテゴリー

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全種類 f:id:hamono_matsuo:20191228122118p:plain

 

柳刃

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ふぐ引き

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切り付け柳(やなぎ)

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出刃

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相出刃

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うなぎ裂き(江戸型・名古屋型・他)

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あじ切り

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薄刃(関東型・関西型)

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はも骨切り

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万能

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鏡面仕上げ系(全般)

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十六層鍛(ダマスカス・すみながし系)

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